031和cafeろっきぃ茶庵
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ろっきぃ茶庵へようこそ。

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10食限定の日替わりランチ。
今日のメインはキーマカレー。

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お抹茶をどうぞ。

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引き戸の向こうは床の間のある和室。

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新聞をくわえたロッキー。
大切なオリジナルアルバム。

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店主の渡辺洋子さんと山根園子さん母娘。
壁はギャラリーとして利用できる。

和cafeろっきぃ茶庵

母娘で営むカフェへようこそ。

住宅街の小道にたたずむ木造平家のカフェがある。駐車場の側に大きな柿の木が一本、ごく普通の家のような印象を受ける。
手作りの看板に誘われ、木の扉を開けるとなつかしい穏やかな空気に包まれる。「和cafeろっきぃ茶庵」は、母娘で営む隠れ家のようなカフェだ。
自宅の離れを改装して店をオープンしたのは、2007年の7月。今年で1年を迎える。
「家には、ロッキーという犬がいたのですが、年をとってだんだん動けなくなっていたんです。このままでは私がペットロスになるのではと娘が心配しまして、二人でお店をやろうということになったのです」店主の渡辺洋子さんと娘の山根園子さんの二人は、手づくりの料理で人をもてなすのが好きだった。気負わずに自分たちのペースで居心地のいい空間をつくっていこうと半年ほど前から準備を進めた。
愛犬ロッキーは、店の完成を見届けるようにオープンの数日前に14歳の生涯を終える。

ふたりの得意なものをそれぞれに。

「私は、主に和のものが得意です。手づくりの寒天やあんみつなどがお客さまによろこばれますね」とお母さんの洋子さん。
娘の園子さんは、手づくりのケーキやお菓子が得意。「本格的にいれるお抹茶やアジアンコーヒーと一緒にお召し上がりください」とほほえむ。
一日10食限定という日替わりの「おまかせコースランチ」も評判がいい。季節の野菜をふんだんに使い、お母さんと娘さんでそれぞれ得意の料理に腕を振るう。
「できるだけ有機農法の野菜を使って身体にいいものをお出ししています。小さなお店だからこそできる食の安全へのこだわりですね」
古き良きものに囲まれた空間、ひとつひとつ心のこもった手づくりの料理。なによりも母と娘のあたたかい笑顔と会話がこの店の要なのだとそんなふうに感じさせる二人だ。

「人も犬も同じ」ロッキーのこと。

穏やかそうな犬が新聞をくわえた一枚の写真。
「朝、新聞を取りにいくのが日課でした。お仕事が大好きな犬でしたね」
Sherlock feller(シャーロックフェラ-)、愛称ロッキー。
ゴールデンレトリバー。男の子。1993年6月27日、渡辺家の次男として家族の一員になる。
ここに40冊のノートがある。ロッキーが朝起きて夜眠るまでの一日を毎日欠かさずに記録したものだ。
「ロッキーの育児日記ですね。自分の子供たちと同じ、我が家に来た日からあたりまえのようにつけていました」
散歩は朝と夕、雨の日はオリジナルのレインコートを来て歩いた。
花火もカミナリも平気なのに風の音が苦手。カーテンが動くだけで怖がったよね。泳ぐのが好きで、猪苗代湖にキャンプした時にはギュンギュン泳いだ。楽しかったね。
お留守番をしていた時だったね、何を思ったのかガラス戸を倒してケガをしたこともあった。車に乗るのも大好きでよくドライブしたね。
自分で話すことができないだけで、全部わかっていたロッキー。
いつからか育児日記は家族日記となり、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんの家族4人でそれぞれの思いを書くようになる。
「ロッキーを中心に我が家の出来事や世の中のことなども書いていました。今、読み返すと以前のたのしい出来事がロッキーを通して思い起こされます」
お姉ちゃんがお嫁に行き、二人の男の子に恵まれる。
「二人の孫もロッキーが大好きでした。孫たちが大きくなり、学校へ行くようになると自然に書くようになってにぎやかな日記になりましたね」
家族みんなで書き綴った5193日の思い出。
最後のページは二人のお孫さんの文字で終わっている。
「ロッキーぜったい忘れないよ。ありがとう。かずき、たくま」kマーク

和cafeろっきぃ茶庵
〒963-8025 郡山市桑野2丁目2-17
TEL・FAX/024-932-2569
営業時間/AM11:00~PM18:00
定休日 /木曜・日曜祝祭日
駐車場 /有り