珈琲舎うつわ

1階はカフェ、2階は遊び場。
マスターの好奇心があふれる店内。

喜多方市字押切2-1
TEL.0241-23-2250
■営業時間／AM11：00〜PM8：00
■定休日／月曜（変更あり）
■駐車場／有

「遊び場」のあるカフェ

喜多方プラザに隣接する珈琲舎うつわは、平成10年、市が移築した蔵を使ってマスターの吉田さんが店を開いた。
1階はカウンターとテーブル席を配したカフェ。
2階は「遊び場」と呼ばれるスペースになっている。
遊び場には普段、吉田さんが集めた年代物の日用品や楽器など様々なものが飾られており、時には会津を表現した作品の展示なども行っている。
展示は1回に１人の作家と決め、基本的に展示販売は行っていない。
「芸術って、心にゆとりを持てるのが一番だと思うんですよ。有名だからとか、高価だからといって良いものとは限らないと思うので、僕がいいと思った作品を飾っています」と吉田さんが話してくれた。

本当にうまいコーヒーとは

珈琲が好きな吉田さんは、2年間ほど東京でコーヒーの勉強をしていたことがある。
そこで材料の選び方や接客などを学んだ。
うつわでは、吉田さんが選び抜いた豆と、飯豊山の湧き水を使って入れたコーヒーや紅茶、フレッシュジュースなどが楽しめる。
ドリンクの他にも、トーストやサンド、スパゲティ、アイスなどのフードメニューも揃い、食事も楽しめる。
「本当にうまいコーヒーは、最初は気が付かないもんです。しかし、気付くとそれなしではいられなくなる」という吉田さんおすすめの一品は「ブレンドのソフト」（400円）。
吉田さんに自分の好みを伝えれば、それに合ったコーヒーを入れてくれるのも嬉しい。

コーヒーカップはマスターのお見立てで

店内のショーケースには、吉田さんが30年前から集めているというコーヒーカップがズラリと並んでいる。
その中から、吉田さんがお客の雰囲気などに合ったカップを選び、コーヒーをいれてくれる。
自分に出されたカップを眺めがならコーヒーを味わうのも、また楽しい。