インタビュー
磐梯人エコガイドの会

自然と人との調和を願う
裏磐梯の案内人。

磐梯人エコガイドの会は、裏磐梯の探勝路19のコースのガイドだけでなく、自然をより楽しく親しむためのアドバイザー。
彼らは裏磐梯の自然に精通しており、自然観察指導や自然保護活動なども積極的におこなっている。
伊藤延廣さん
東京出身。山・湖・緑のバランスの取れた裏磐梯の自然に惹かれ移住。現在は、自然保護の指導員として活躍中。またビジターセンターの館長を務めている。
●ガイドをするにあたって、心がけていることは何ですか?

伊藤 : 定期的にガイドの方々が集まって勉強会をして、他のガイドさんとの情報交換を大切にしています。
平野: 直前にコースの下見は必ずしています。花のサイクルは2、3日で変化しますから。今どんな状態なのかを把握するためも大事なことです。
袰岩: 私は採取した実などを持ち歩いて、「この花は秋になるとこんな実をつけるんですよ」といった説明を加えます。自然の四季の移り変わりを感じてもらいたくて。


●自然の良さや大切さを人に伝えることは難しそうですね?

伊藤: 良さや大切さというよりも、まずは自然に関心を持ってもらうことが第一ですね。ルーペや図鑑、紙芝居を使って、興味を持って話を聞いてもらえるよう努めています。
袰岩: そうですね、その人が何に興味を示すのかをキャッチして、できるだけその人の興味に沿うような話をしています。
平野: そうそう、質問に答えたりといったコミュニケーションをとって、自分も相手も楽しく。それを目標にしています。


●ご自身がお考えになる自然の素晴らしさについて、お聞かせください。

袰岩: 森林浴ってありますよね?木は人をリラックスさせてくれる作用があるんです。私たちは自然からそうやって生きる力を与えられているんです。
平野: 水もそうです。たとえば五色沼は、ふたつの水系が交じりあって美しい色をつくっています。どちらか片方が汚れたり枯渇したりすると、あの色はなくなる。美しい自然を壊してはいけない。それを伝えていきたいと思うのです。
伊藤: 私は、人間も自然の一部だと思うのです。鳥も花も獣も、この地球上で生き、死んでいく。自然の中にいると居心地がいいと感じるのは、人間も自然の一部だからじゃないのかな。自然から恩恵を受けているように、私たち人間も自然と調和をとりあって生きていきたいですね。

水と緑が豊かな日本。近年、自然の良さを見直そうと、エコガイドの活動は全国的にも広まってきている。エコガイドの方と一緒にトレッキングすることで、自然に対する関心や理解が深まり、より楽しく自然と触れあうことができる。
袰岩康子さん
会津出身。子どもの頃から会津の自然に触れ、花や植物に興味があった。ゴミ拾いや観察会など、積極的に自然保護の活動をしている。
平野恭弘さん
安達町出身。長年務めた中学校の教員を退職後、豊かな自然のある会津地方に越してきた。裏磐梯の自然を子どたちに伝えたい、とエコガイドの会に参加。

■エコガイドの派遣について
ガイド料は、半日コース(約2時間)10,000円〜、
一日コース(約4時間)15,000円〜。
原則としてガイド一人あたり10人前後のグループで、
2週間前までに予約が必要。

お問い合わせ先
裏磐梯サイトステーション エコガイドの会事務局
佐藤、向井まで。TEL 0241-32-2411