「珈琲さらぬま」でランチタイムを過ごしてきました。
火曜日から金曜日、毎日10食限定のランチは、オーナーの横田さんの手作りです。
お昼どきの店内は、まるでお母さんがご飯の支度をしているようないい匂いがします。
ひとつひとつゆっくりと味わい、食後の珈琲を飲みながら店内をながめていると、金継ぎが施された一枚のお皿が飾ってあるのを見つけました。そこには、女の子が描かれていました。ひび割れた模様が女の子のおさげ髪のようにセンスよくデザインされていて楽しい絵皿です。
思わず、ああいいなあ、と声に出していました。
すると横田さんが隣の部屋からいくつかの器を抱えてきました。
「これは全部、金継ぎをしたものです。みんな古いものですが、こうして金を入れていくとまた違った味わいが出ていい感じになるんですよ」
ある先生から手ほどきを受けながら、全部ご自分で金継ぎをしたことを話してくれました。
欠けたところ、ヒビが入った部分にそれぞれ金を施され生まれ変わった器たち。ひとつひとつ手にとってながめていると時間が経つのを忘れてしまうのでした。




