このサイトは2001年〜2007年に取材、掲載したものです。現在の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

石原屋

玉川さん

▲そば道場で先生をしていた玉川さんが、そばを打つ。
地元産のそば粉を使った打ちたてそばは風味が豊か。

そば

▲梅おろしそば(冷)/1,100円
冷たいそばつゆをぶっかけて食べるサラダ感覚のそば。

そば

▲けんちんそば(温)/900円
野菜と鶏肉が入った温かいけんちんそばはしみじみとしたおいしさで、体も温まる。

珈琲

▲地元の窯元の陶器で出される挽きたて珈琲。天気の良い日は縁側で、寒い日は囲炉裏を囲んで楽しみたい。

地図

石原屋

縁側で楽しむ挽きたて珈琲と
打ちたてそばを味わえる店。

南会津郡下郷町大字大内字山本5
TEL/0241-68-2914
■営業時間/AM8:30〜PM5:00
■定休日/不定休
■駐車場/大内宿駐車場

そばどころ会津の打ちたてそばを堪能する。

「お越し頂いたお客様に、そばと珈琲を本当においしく味わって頂きたくて店を始めました」と語るおかみの佐藤さん。石原屋は地元産のそば粉を使った打ちたてそばと挽きたて珈琲を楽しめる茶屋として10月にオープンしたばかりだ。新しい木の香りが漂う店内には、ゆったりとした感覚でテーブルが配され、入口付近には囲炉裏がしつらえてある。
そばを打つのは、そば道場でそば打ち体験の先生をしていた玉川さん。そばは、お客の様子をみながらその日の分のそばを打つため、毎日打ちたてを食べられる。
人気は大根おろしと大粒の紀州梅が乗った梅おそしそば。冷たいそばつゆをぶっかけて、かいわれ大根やかつおぶしと一緒に食べる。打ちたてのそばは、そばの風味が豊かでコシもありさっぱりとしてうまい。
温かいそばでおすすめなのは、野菜と鶏が入ったけんちんそば。かつおからダシをとったつゆは甘みがあり滋味深い味わい。他にもかけそば(800円)、もりそば(800円)、きなこ餅(300円)、会津郷土料理のこづゆ(300円)あり、食事はもちろん休憩にも利用できる。

大内宿の思い出。縁側珈琲。

石原屋で既に人気になっているのが、縁側で挽きたての珈琲を飲む縁側珈琲。縁側に座って道行く人や目の前の山の景色を眺めなら飲む珈琲は格別においしく感じる。1杯1杯挽きたてを入れているので、香り高い珈琲を楽しめるのが嬉しい。ポカポカと陽の当たる縁側で飲む珈琲は大内宿ならではの思い出になりそうだ。

地元窯元の陶器でそばと珈琲をおいしく。

そばと珈琲をおいしく味わってほしいという思いから、使う器にも気を配っている。地元でも有名な天翔窯と泰山窯から陶器を直接買い付け、梅おろしそばと珈琲の器に使っている。この心配りがそばと珈琲をさらにおいしく感じさせる。